言えない気持ち
娘が幼稚園生の時の出来事です
ご近所同士の登園グループがあり お当番の父兄1人が子供たちを
幼稚園まで徒歩で引率して行くことになっていました
ある日集合場所まで行き 出発になると娘が腹痛を訴えました
そしてそれが毎日続き ふと思い当たる出来事が頭をよぎりました
私がお当番だった日 グループの中の1人の女の子が
足が痛くて歩けなくなり その子を背負って幼稚園まで連れて行ったことを
娘はそれが羨ましかったことに気がついたんです
気がついた次の日 集合場所まで行くと案の定お腹が痛くなった娘
一度家に戻り しばらくして「おんぶしてあげるから一緒に行こう」と言う提案に
恥ずかしそうにうっすらと笑みを浮かべた娘
次の日からは みんなと一緒に歩いて登園する様になりました
とても繊細な心を持ちながらも気が強い娘
離れて暮らしていますが 帰宅した時には隣にピッタリと座り
「あれ?冷たいね。冷え性なんじゃないの?」などと理由をつけては
娘の手や足を触っています