言えない気持ち

娘が幼稚園生の時の出来事です

ご近所同士の登園グループがあり お当番の父兄1人が子供たちを

幼稚園まで徒歩で引率して行くことになっていました

 

ある日集合場所まで行き 出発になると娘が腹痛を訴えました

そしてそれが毎日続き ふと思い当たる出来事が頭をよぎりました

私がお当番だった日 グループの中の1人の女の子が

足が痛くて歩けなくなり その子を背負って幼稚園まで連れて行ったことを

娘はそれが羨ましかったことに気がついたんです

 

気がついた次の日 集合場所まで行くと案の定お腹が痛くなった娘

一度家に戻り しばらくして「おんぶしてあげるから一緒に行こう」と言う提案に

恥ずかしそうにうっすらと笑みを浮かべた娘

次の日からは みんなと一緒に歩いて登園する様になりました

 

とても繊細な心を持ちながらも気が強い娘

離れて暮らしていますが 帰宅した時には隣にピッタリと座り

「あれ?冷たいね。冷え性なんじゃないの?」などと理由をつけては

娘の手や足を触っています

投稿者プロフィール

ロバーツ多英子
ロバーツ多英子くれたけ心理相談室(NZ カンタベリー支部)心理カウンセラー
くれたけ心理相談室(ニュージーランド カンタベリー支部)は、オンラインでのカウンセリングの他、クライストチャーチ及びクライストチャーチ近郊での対面カウンセリングにも対応しています。お気軽にお問い合わせ下さい。
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